NostalgiaⅡ ~Compilation of 13 Jewels~

画像

■名称:NostalgiaⅡ ~Compilation of 13 Jewels~
■作者:Project Nostalgia
■形態:音楽CD
■発売日:2009年5月18日(日)
■即売会価格:1000円
■通信販売価格:1200円
■曲数:13名15曲
■概要:おっさんコンピ第2弾です!

画像

■Songs
アカサコフ(にいとP)、IGASIO
骨盤P、GonGoss
たかP、ぢょんP
TuKuRu、nocchi1031(パレットP)
Bumpyうるし、マリアP
むーと、ulysses (兄弟P)
レオP

■Illustrated
ナヲコ(nawo)
アイスP

Crossfading Demo

Online Shop

タップオンラインショップで「NostalgiaⅡ」を購入!

D-STAGEヤフー店で「NostalgiaⅡ」を購入!

17 Songs in NostalgiaⅡ

1 サッドソング MEIKO パレットP
2 散る MEIKO パレットP
3 アメフリカエル 初音ミク TuKuRu
4 ユメ -Reverie- ミク、ルカ マリアP
5 ソラ techno mix 初音ミク Bumpyうるし
6 after the end 初音ミク 骨盤P
7 なみだめ☆ロック 初音ミク ぢょんP
8 早く帰りたい MEIKO IGASIO
9 アヤメ 初音ミク むーと
10 ともしび~新しき空の間(はざま)へ… MEIKO IGASIO
11 夢のかけら 初音ミク GonGoss
12 黄昏のノスタルジア 初音ミク たかP
13 本当の自分 初音ミク アカサコフ
14 すばらしき人生 初音ミク たかP
15 苛イラDayS 初音ミク GonGoss
16 魔笛 夜の女王のアリア2 KAITO レオP
17 星の子守唄(ほしのこもりうた) 初音ミク 兄弟P

Liner Notes

「ボーマス8で NostalgiaⅡ 出しますよ!」

  ボーカロイドマスター7終了後の打ち上げにて、Nostalgia の売り上げである千円札を胸ポケット一杯に詰め込んだたかPが、恵比寿さんそのままの笑顔でそう口にしたときの私の焦燥を、一体どう言い表せばよいだろう。
このおっさん、コンピの成功に味を占めやがった……早く何とかしないと。

  偽らざる心情であった。私はこれでも同人暦十年を下らないが、たかPは Nostalgia が初参加である。私に言わせれば同人界は怖い。売らんかなの考えでやっていては、いくら実力を持っていたところで袋叩きの目に遭う。
けれど同じたかPが理不尽な転売に憤り、身内配布用の Nostalgia まで通販に回したことを私は知っている。お陰で、私自身の Nostalgia 入手が一月あまりも遅れたのも良い思い出である。

  そんなたかPである。資金を銀座のクラブのルカとかいう、やれそうでやれない女の子に突っ込むわけはないのである。彼が着手したことは、同じくおっさんである tap、いわゆるニコ動における「御社」の中の人を巻き込んでの、新たなCDケースの調達であった。このアルバムを手にしているあなたならお分かりだろう。DVDトールケースをCDサイズに落とし込み、ありがちなケース割れを防ぎかつ、CDの出し入れも容易なこのケース、これぞ同人界では希少なCDソフトケースである! この画期的なソフトケースはこの NostalgiaⅡ を皮切りに、今後、御社の受注により一般に供されることになる。これを実現させるため、たかPは御社に足しげく通い、遂には肉離れになったという。私はこのエピソードを聞き一人涙した。恵比寿顔のおっさんは後進のために惜しげもなく金を使い、道を開き、銀座のルカを諦めたのである。

  さてこのCDソフトケースを仮にハードとするならば、ソフトとも呼べるP陣の勧誘にも NostalgiaⅡ はぬかりない。「1」参加者に加えての面々は、KAITO 調教において“高音の魔術師”の名を欲しいままにするレオP、”KAIKO 生みの親”として男女問わず100万人を萌え死なせた IGASIO、ミク界唯一無二の“仏動画”ヤキイモの作者Bumpyうるし、“MEIKO ロックの伝道師”ことパレットP、“ボカロクラシカの第一人者”マリアP、そして仙台初音ミク音楽祭”せんみく”にて観客賞を受賞したむーと(μP)……ここに集ったのは単なる実力派のおっさんというだけではない。少し角度を変えてみれば、これは「1」には足りなかった KAITO と MEIKO を始め、ジャンル的にはクラシックからトランスまで、そして性的な意味では選べない何かすら含む隙の無い布陣である。世にボーカロイドのコンピレーションアルバム数あれど、ここまで懐の深いものはかつて存在しなかったと言っていい。

  だがしかし、それでありながら、このアルバムの収録曲全体を覆っているのは、たかPの「黄昏のノスタルジア」に代表されるような、耐え難い加齢臭なのである! これを豪華かつ壮麗な無駄遣いと言わずして何と言おうか!
1より2は3倍臭い。最早、このおっさんの懐の深さと臭さは、いくらトニックシャンプーで洗ったところで落ちはしない。けれどおっさんばかりが集まればその香りは互いに刺激し、発酵し、芳醇へと変わる。そう、加齢臭は煮詰めれば華麗臭へと変わるのである。この香りがいかに甘酸っぱいかは、当初参戦を見送っていた最年少の骨盤Pが、熟しすぎたスイカに誘われるカブトムシのごとく急遽参加に踏み切ったことでも明らかだ。
そう、若者に無い香りは、だが求めていない臭さというわけでは決してないのだ。
そして同じおっさんである私はと言えば、このアルバムを聞きながら、自身の匂いが染み付いた下着を、少しだけ誇りに感じつつ今夜も脱ぐのである。二度あることは三度ある、そんな予感に胸を躍らせながら。

ミク廃ホワイト:TBH@鳥生

↑ページトップへ戻る